ハヤカワ建設さんでの体験学習!
5月23日(金)の4時間目から、1年生普通科の生徒たちはハヤカワ建設さんでの体験学習を行ってきました。この学習の目的とプログラムは、何度も打ち合わせを行った上で非認知能力の育成と振り返りの強化に絞っていました。ハヤカワ建設さんの方から提示して下さった目的にも「建設作業の実体験を通して、観察力、判断力を高めてもらう。また、その過程で無知の領域から生徒自身が意識しなかった関心ごと、気づきを誘導する」と明確に打ち出していただきました。迎えた当日…生徒たちは測量させて頂いたり、重機を見せてもらったりドローンを操作させて頂いたり、非常に楽しそうでした。
その様子を見て、ハヤカワ建設の副社長佐伯さんが
「先生、生徒たち、すごく楽しそうなのはいいですが、これは当初の目的の学びになっていますか?」
古谷「今までの経験上…楽しかった体験の振り返りは、「楽しかったです!」に陥りがちです…。」
佐伯副社長「これでよかったですか?大丈夫ですか?」
古谷「事前に目的は伝えてありますし、振り返りレポートに狙いの記述がなければ、それ引き出すのが僕らの仕事なので…」
とても楽しそうに体験を終えました。
注目の振り返りですが、一部紹介します。ハヤカワ建設の皆様、打合せから当日までお時間をたくさん割いてくださり、ありがとうございました。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
自分から積極的に手を挙げたことがなかったから今回の体験の目標で自分から積極的に手を挙げることと言われ正直嫌だな、めんどくさいななどと思った。でもそれと同時に高校生なんだし一回ぐらい自分から積極的に手を挙げてもいいかもとも少し思った。そして今回の体験の溶接の時に友達などにもやってみてと言われ若干嫌がりながらもやってみたらものすごく楽しくて、なぜ前まで手を挙げなかったのかと後悔もした。そして前までなぜ自分から積極的に手を挙げなかったのかと考えてみたら今回の体験の時にも思ってはいたけど失敗したらどうしようとか恥ずかしいななどと思っちゃうことが原因なんだとわかった。だけど体験なんてほぼほぼ初めてのことばかりだから失敗なんてつきものだし、恥ずかしいという思いは最初に勇気を出して手を挙げやってみるとなくなるんだなと今回の体験で実感した。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■