学校からのお知らせ

第9回ネバギバ!

 10月28日(月)16時より、第9回ネバギバ!が当別町ヤギ小屋にて実施されました。今回のプレゼンターは、当別町の冬のお祭りである「あそ雪まつり」でランタンを打ち上げたいというプロジェクト灯別です。しかし、ネバギバ直前の15時頃、JRが1便を除いて運行停止というアクシデントが発生!チーム5人中4人は札幌からの通学生なので、帰宅させなければなりませんでした。残った一人は当別町在住の1A佐藤さん。彼女は、先週体調不良で欠席しており、プレゼンで紹介する実験には参加していませんでした。彼女に「プレゼン、どうする?」と聞いたところ、「せっかくここまでやって来たのでやります!」と答えてくれました。一人で、しかも自分が立ち会っていない実験についてのプレゼンを本番開始30分前から練習し始めます。

 16時には予定通り、ネバギバスタート。ドキドキしながら見ていたのですが、驚きました。プレゼンは観客を見て堂々と自分なりの言葉で説明し、実験時の動画を流した時にも「ここで止めてください。」と言って解説を始めました。とてもその場にいなかったとは思えないプレゼンでした。質疑応答は厳しいかな…と思っていましたが、それも杞憂に終わりました。このプレゼンの成功は、彼女の力はもちろんですが、資料を作成し情報を共有していたメンバーの存在が大きいと感じました。

 いつも見に来てくださる地域の皆様のおかげで、生徒の中からは「ネバギバ出したほうがいいって。後戻りできなくなるから…追い込んだ方がいいよ(笑)」という声も聞こえてくるようになりました。今後も街を教室として、生徒と学んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。