学校からのお知らせ

2024年7月の記事一覧

漸化式を攻略中…!

3年生普通科選択の数学Bには、数学が得意かつ好きな生徒が集まったおかげで、大学入試問題にも挑戦できています。漸化式の特殊形に入ったところですが、滋賀大学と同志社大学の過去問を撃破!特に3A佐藤颯太君の記述は素晴らしい!ほかの生徒も若干のミスはあるものの、全員が過去問を解いていました。フィボナッチ数列の一般項を捕まえるまであと少しです。

鉄道好きな僕が当別町の廃線を使って地域と交流する企画を立ててみたvol.1

 当別高校魅力化コーディネーターの谷川です。 みなさん、金沢地区の中小屋よりの場所に不思議な小屋があるのをご存知ですか? 札沼線の廃線になった線路の上に立っている小屋です。 小学生の頃から通学にJRを使っていたことがきっかけで、鉄道好きになった普通科の男子生徒が昨年からずっと列車に関することを課題設定し、自分が何かを企画出来ないかと考えていました。 5月の粘義場(ネバギバ)で、自分の思いを発表。 そこで、鉄道好きの大人や、廃線を所有している辻野建設の辻野社長との交流が生まれました。 辻野社長からお誘いを受け、実際に廃線とその上に建つ小屋を7/2に見学に行きました。 私が現場に到着したときには、辻野社長と男子生徒がにこやかに談笑。 そして、その様子を放送部の生徒たちが撮影していました。 コツコツと真面目に調べあげることが得意な彼ですが、調べるだけではなく自分の好きを地域の交流につなげたいという熱い思いがありそれを辻野社長とどう実現していくかと話し合っていたようです。 この廃線企画については、8/30の粘議場に再登場予定です!!

よねぐちさんにて、作品展示!

 6月28日(金)、とうべつナイトパークの会場のよねぐちさんにて本校1年A組圷君が作成した作品を展示させていただきました。今年の干支に合わせ、龍がいいだろうと段ボールと色紙で作成を行ったそうです。誰から教わったわけでもなく、作り方を調べたわけでもなく、頭の中の設計図で作ったようです(スゴイ!)。社会福祉法人ゆうゆうさんのamaririsuにて作成したものを、湯川さん、石川さん、amaririsuの子どもたち、町づくり会社の寺西さん、同じクラスの河村君にご協力を頂き運搬しました。「街の人たちに喜んでもらえる作品を創り、展示したい」と創作意欲もさらに上がっている様子です。

アメリカの教育者、ウィリアム・ウォードは

  平凡な教師は、言って聞かせる

  良い教師は説明する

  優秀な教師はやって見せる

  しかし、

  最高の教師は、生徒の心に火をつける

 と述べています。圷君にとって、当別町やゆうゆうのスタッフの皆様、見て下さった街の方々は最高の教師だったのだな、と感じます。今後も街を教室にした学びにご協力いただけますと幸いです。

第6回ネバギバ!

第6回ネバギバ!が6月28日に実施されました。今回は昨年度まで本校のコーディネーターを務めて下さった松岡さんから街中に場所をお借りし、とうべつナイトパークの会場付近で実施させていただきました。今回は過去最大4名の発表が行われ、初めて1年生がプレゼンを行いました。1A坂本さんは、自宅で飼育しているアリについて(なんと海外種も飼育しています!)その魅力を紹介してくれました。どのようにすれば、高額な海外のアリを飼育できるだけの金額を集められるか、著名なアリ探求家にお会いできるかなどに関する助言を町の方々から頂きました。

2A内藤さんは幻想的なかまくらカフェの運営に関して協力を呼びかけ、ネバギバ!後に様々な方と情報交換をしていました。3E加藤さんは以前に発表した中華まん販売に関する中間報告と新たな課題について相談していました。加藤さんの中華まんは8月3日、4日に道の駅にて販売させていただけることが決定しています。3Dの榎本さん、田中さん、寺内君はα化米粉を使った研究と、道の駅の自販機で販売しているパウンドケーキについてPRをしました。こちらの商品も随時、更新されていくかと思いますのでお待ち下さい。

 ネバギバ!企画者として驚いたのは、生徒たちにとっては最初の挑戦を乗り越えた後、それは繰り返せる成功体験に代わる、ということが本当に起こるということです。この3組は自分から「プレゼンしたいのですが」と申し出てきました。これも温かく見守ってくださる街の皆様の参加があってのことです。今後も街を教室に、新しい学びを推進していきますのでご協力お願いいたします。