学校からのお知らせ

カテゴリ:学校からのお知らせ

第9回ネバギバ!

 10月28日(月)16時より、第9回ネバギバ!が当別町ヤギ小屋にて実施されました。今回のプレゼンターは、当別町の冬のお祭りである「あそ雪まつり」でランタンを打ち上げたいというプロジェクト灯別です。しかし、ネバギバ直前の15時頃、JRが1便を除いて運行停止というアクシデントが発生!チーム5人中4人は札幌からの通学生なので、帰宅させなければなりませんでした。残った一人は当別町在住の1A佐藤さん。彼女は、先週体調不良で欠席しており、プレゼンで紹介する実験には参加していませんでした。彼女に「プレゼン、どうする?」と聞いたところ、「せっかくここまでやって来たのでやります!」と答えてくれました。一人で、しかも自分が立ち会っていない実験についてのプレゼンを本番開始30分前から練習し始めます。

 16時には予定通り、ネバギバスタート。ドキドキしながら見ていたのですが、驚きました。プレゼンは観客を見て堂々と自分なりの言葉で説明し、実験時の動画を流した時にも「ここで止めてください。」と言って解説を始めました。とてもその場にいなかったとは思えないプレゼンでした。質疑応答は厳しいかな…と思っていましたが、それも杞憂に終わりました。このプレゼンの成功は、彼女の力はもちろんですが、資料を作成し情報を共有していたメンバーの存在が大きいと感じました。

 いつも見に来てくださる地域の皆様のおかげで、生徒の中からは「ネバギバ出したほうがいいって。後戻りできなくなるから…追い込んだ方がいいよ(笑)」という声も聞こえてくるようになりました。今後も街を教室として、生徒と学んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

数学的帰納法のイメージ

 数学の理論を捉えるためには、計算以上にイメージが重要です。

この謎の座席はまさに、数学的帰納法の理論そのものと言っても過言ではありません(この座席を見た先生方はみんな不思議そうにしていましたが…)。無意味に見える日本語と数式の羅列も、イメージというフィルタを通すことで「簡単じゃん!」と言えるまでに成長をしました。

フィボナッチ数列を捕獲せよ!

 3年生普通科選択の数学Bで、どうしてもやりたかったのがフィボナッチ数列(1,1,2,3,5,8…と前の2数を足していく数列)の一般項を捕まえることでした。前回の授業の最後に、ホワイトボードにその一言だけ残していくと、途中まで解答している生徒がいました。数学的にはここまでできればもうゴールしたようなものですが、如何せん、計算力が足りません。隣接3項間漸化式を解くための論理は完璧でも、いつも彼らの壁は「因数分解できない」「展開できない」「連立方程式解けない」といった基礎的なところ。もったいないなぁ、と感じます。次は文系生徒泣かせの確率漸化式に挑戦予定です。

第7回ネバギバ!

8月30日(金)16時よりヤギ小屋にて第7回ネバギバ!が実施されました。今回は1年生2名、3年生1名の参加でした。1年生は、外部のコンテストに出場し入賞を目指して活動している坂井さん、伊藤さんが“冬の青春”と題したプレゼンを行いました。昨年度、学校祭で打ち上げられていた花火が今年はなかったことから、何かがなくなってしまうがっかりを減らしたい!という思いで、①卒業する3年生に打ち上げ花火をプレゼントする②クリスマスにプレゼントをもらえない人を減らす という2つのアクションを考えているようです。面白いのは②で、これは単にプレゼントを配るのではなく、「今度はあなたがサンタになろうよ。このプレゼントはあなたが誰かに渡して、誰かのサンタになって」という企画を考えているようです。

 もう1名は3回目の登場、3年家政科の加藤さんです。8月3日にふとみ祭り、4日に道の駅で販売を終えた彼女が、地域のみなさんにお礼と何を学んだかを語ってくれました。ご協力して下さった藤澤製菓さんからは「上手くいかなかったときに、「作り直したい」と言ったとき、あれが素晴らしかった」と仰ってくださいました。上手くいかないこともあったにもかかわらず、温かく見守ってくださり最後まで挑戦の機会を下さった藤澤製菓さんと地域の皆様のおかげで、街を教室にすることができました。次回は9月27日(金)16時からヤギ小屋で実施されます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!