学校からのお知らせ
宮永建設さんでの体験学習
5/30(金)、総合的な探究の時間の一環として、本校1学年普通科生徒が宮永建設様に伺い、業務説明と体験学習を受けました。
説明の際には、実際に宮永建設が行なった工事の様子を、動画等を用いて見せていただき、普段見ることのできない様子に、生徒たちは興味津々でした。
その後、建設現場の事務所へ移動し、体験学習を行いました。実際に使用される機器を使用させていただき、楽しみながら学習しました。
最後に現場へ移動し、実際の区画整理の様子を見て、本日の体験学習は終了しました。
生徒の振り返りレポートを見ると、体験が楽しかったという記述が見られたことに加え、「たくさん積極的に手を挙げることができ、今回の体験を通して疑問が多数あったので、自分でもびっくりするくらい積極的に質問をすることができた。」と手応えを感じる生徒もいれば、「あまり自分から進んで取り組むことも質問したりすることも出来ませんでした。」と反省を述べる生徒もおり、体験を通じて自身の振る舞いを見直す機会ともなっていました。
今後は、今回の体験の内容をまとめて発表の機会を設け、体験が「楽しかった」のみで終わらないよう学びを深めていく予定です。
ご協力いただいた宮永建設様、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
第13回ネバギバ!
23日(金)の15時30分、今年度初のネバギバが実施されました。累計第13回目、述べ参加生徒は63名になりました。久しぶりの校長室開催です。開始前にはネバギバ常連のProject灯別のメンバーと、学校運営委員の近藤さんの暖かなワンシーンがありました。
今回の発表は昨年から引き続き行われていたProject灯別と廃線フットパスの発表でした。Project灯別は、昨年の振り返りと今年度のテーマ「美しいものは人の心を癒すのかVer.2」を発表しました。町民の皆様から頂いた助言から、今後はどのような方向で実施していくかがかなり定まったようで、生徒たちはネバギバ後に楽しそうに話し合いをしていました。
もう一つの企画である廃線フットパスは、現在想定しているルートの共有と、歩いている中でどのようなことを紹介するか、という点についての相談でした。地域の方々からは、古い写真があることや、昔の歴史について知っている人を知ることができたようです。生徒たちは早速、29日に下見としてコースを歩いて見たそうです。
今年のネバギバの日程ですが、
第14回 6月13日(金)
第15回 8月29日(金)
第16回 9月26日(金)
第17回 10月31日(金)
第18回 11月28日(金)
探究発表会ネバギバクエストⅡ
2月20日(金)
で予定されています。今年度も街を教室に学ばせていただきますよう、よろしくお願いいたします。
進学講習はじめました
当別高校では、今年度から進学講習を取り入れました。29日(木)は2回目の実施日でした(1回目は楽しすぎて撮影を忘れ、2回目も忘れました。写真は、生徒が黒板をメモとして残すために取ったものです)。模試で偏差値50を取るために過去問を扱っていますが、やはり出題者の意図を読んだうえでの解答、時間短縮のためのテクニック、本質的な議論はとても楽しいものでした。生徒たちも非常に意欲的かつ素晴らしいセンスを発揮しています。あとは家でどれだけ頑張れるか…2年以内に国公立大合格者をだすべく、当別高校の新たな挑戦が始まりました!
ハヤカワ建設さんでの体験学習!
5月23日(金)の4時間目から、1年生普通科の生徒たちはハヤカワ建設さんでの体験学習を行ってきました。この学習の目的とプログラムは、何度も打ち合わせを行った上で非認知能力の育成と振り返りの強化に絞っていました。ハヤカワ建設さんの方から提示して下さった目的にも「建設作業の実体験を通して、観察力、判断力を高めてもらう。また、その過程で無知の領域から生徒自身が意識しなかった関心ごと、気づきを誘導する」と明確に打ち出していただきました。迎えた当日…生徒たちは測量させて頂いたり、重機を見せてもらったりドローンを操作させて頂いたり、非常に楽しそうでした。
その様子を見て、ハヤカワ建設の副社長佐伯さんが
「先生、生徒たち、すごく楽しそうなのはいいですが、これは当初の目的の学びになっていますか?」
古谷「今までの経験上…楽しかった体験の振り返りは、「楽しかったです!」に陥りがちです…。」
佐伯副社長「これでよかったですか?大丈夫ですか?」
古谷「事前に目的は伝えてありますし、振り返りレポートに狙いの記述がなければ、それ引き出すのが僕らの仕事なので…」
とても楽しそうに体験を終えました。
注目の振り返りですが、一部紹介します。ハヤカワ建設の皆様、打合せから当日までお時間をたくさん割いてくださり、ありがとうございました。
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自分から積極的に手を挙げたことがなかったから今回の体験の目標で自分から積極的に手を挙げることと言われ正直嫌だな、めんどくさいななどと思った。でもそれと同時に高校生なんだし一回ぐらい自分から積極的に手を挙げてもいいかもとも少し思った。そして今回の体験の溶接の時に友達などにもやってみてと言われ若干嫌がりながらもやってみたらものすごく楽しくて、なぜ前まで手を挙げなかったのかと後悔もした。そして前までなぜ自分から積極的に手を挙げなかったのかと考えてみたら今回の体験の時にも思ってはいたけど失敗したらどうしようとか恥ずかしいななどと思っちゃうことが原因なんだとわかった。だけど体験なんてほぼほぼ初めてのことばかりだから失敗なんてつきものだし、恥ずかしいという思いは最初に勇気を出して手を挙げやってみるとなくなるんだなと今回の体験で実感した。
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田植えが行われました。
5月23日(金)に田植えが行われました。主に園芸デザイン科の2年生が作業をしました。秋が楽しみです。
学食ランチでお弁当を提供します!(校内向け)
5月23日(金)家政科の食物調理コース3年生が学食ランチの宣伝を各教室で行いました。食物調理コース3年生が6月の実習で校内の生徒、教職員に向けてお弁当を提供します。今回は「しゅうまい弁当」だそうで、価格はなんと500円です。今から非常に楽しみです。
苗販売会が行われました。
5月15日(木)に苗販売会が行われました。園芸デザイン科の生徒が販売を行いました。たくさんの方々にお越しいただき大盛況でした。
生徒総会が行われました。
5月12日(月)6校時に生徒総会が行われました。今年度の生徒会や委員会の方針を確認しました。
農業クラブ総会が行われました。
5月8日(木)6校時に農業クラブ総会が行われました。行事等の確認と各班の活動紹介をしました。
オール進路オリエンテーション
5月8日(木)オール進路オリエンテーションが行われました。午前はアクセス札幌で進路についての説明を聞いたり、体験をしたりしました。午後は、学校に戻って振り返りを行いました。2枚の写真は、振り返りの様子です。グループに分かれて、午前中に考えたことや感じたことを共有しました。
壮行会が行われました。
5月1日(木)に壮行会が行われました。高体連・高文連に出場する生徒を激励しました。頑張れ当別高校!!
家庭クラブ入会式・総会が行われました。
4月25日(金)5時間目に家庭クラブ入会式・総会が行われました。家政科新入生30人を迎え入れました。
進路オリエンテーションが行われました。
4月24日(木)5時間目に進路オリエンテーションが行われました。2年生、3年生が5月8日(木)の進路行事に向けて説明を聞きました。
全校集会が行われました。
令和7年4月11日(金)6校時に全校集会が行われました。学習・進路・学校生活などについて確認しました。
対面式・部局紹介
令和7年4月9日(水)に対面式と部局紹介が行われました。 先輩たちが新入生に学校行事や部局の説明を行いました。
ご入学おめでとうございます!
令和7年4月8日(火)に入学式が行われました。普通科・園芸デザイン科・家政科で62名の生徒が入学しました。
あそ雪まつりにて、生徒の探究課題実践の場をいただきました!
2.1に行われたあそ雪まつりでは、2つの探究チームの企画を実施させていただきました。1つは、幻想的なかまくらを作って皆さんに楽しんでいただくというものです。建設協会の方々に、雪山を作っていただき、放課後の時間を活用し作成しました。固まった雪山を削っていくのは大変な作業でしたが、観光振興課の皆様のご協力も頂き、無事に完成させることができました。日が暮れると、キャンドルなどでライトアップされ多くの方に来ていただくことができました。
もう1つは空にランタンを打ち上げるという企画です。この企画は、1年かけて生徒と共に成長してきました。新篠津村役場に取材に行き、当別町役場振興課の方々や、ネバギバで何度もプレゼンをしてきました。試作機の打ち上げは秋から冬休みにかけては失敗が続きました。多くの方に、生徒と企画を育てて頂きました。お陰様で、予定通り30基を打ち上げることに成功しました。
終わった後の生徒たちは充実感でいっぱいのようでした。街を教室にしたこのような学びは、生徒の心の成長になくてはならないものと感じています。今後ともよろしくお願いいたします。
ベネッセコーポレーション発行VIEW next 1月号掲載のお知らせ
ベネッセコーポレーションが発行しているVIEW next 1月号に、本校の総合的な探究の時間での実践を掲載していただきました(https://view-next.benesse.jp/view_section/bkn-hs/article30786/)。当別高校の総合的な探究の時間における主な目標は、生徒にコミュニケーション力に代表されるような非認知能力を身に付けさせることです。これらは、様々な行動や考え方が集まって構成されている能力です。例えば、コミュニケーションには「聞くこと」「話すこと」「聞くときの視線」など、様々な要素があります。具体的に目標とする行動が多岐にわたるため、生徒にとっては分かりにくさがあります。当別高校では、生徒の振り返りレポートの言葉を目標として提示しており、これをEViCテーブルと呼んでいます。まだまだ改良の余地があるにもかかわらず、記事にして下さったベネッセコーポレーションさんのみなさまには大変感謝しております。生徒の学びがよりよいものになるよう、さらなる研究を重ねていきたいと思います。
半導体出前講座
12/17
本校体育館にて、北海道庁主催半導体出前講座が開催されました。北海道大学大学院情報科学研究院から末岡和久教授をお招きし、最近の北海道にとってはホットな「半導体」の話題について、専門的な知見からもお話をいただきました。未来を作る高校生に何が出来るのか、考える機会にもなりましたね。
第11回ネバギバ!のお知らせ
12月のネバギバ!は学校運営協議会実施のため、当別高校にて24日(火)に実施されます。今回は、初めての2チームが参加予定です。お忙しいところお思いますが、お時間がありましたら生徒の学びにご協力いただけますと幸いです。
街を教室にさせていただいています。
先週12月13日(金)に実施された1年生の総合的な探究の時間では、3グループが街を教室に学ばせていただきました。
ツリーハウスを作ろうグループは、11月からお世話になってきた辻野建設さんの現場にて、小屋を作ったり設計図を引いたり、土地問題を話し合ったりしていました。初めてお邪魔したときには更地だった場所に小屋が立ち、何もなかった設計図も少しずつ進むようになりました。
自然体験チームは、ふれあい倉庫にて実施された教育旅行受け入れ推進セミナーに参加してきました。教育コンテンツの一つとしての林内散策や森林浴、自然観察などが生徒たちの企画と合致する部分があるのではということで考えを深めたようです。
ランタンチームは、あそ雪まつり当日のボランティアを募集するために西当別中学校へ赴き、プレゼンを行いました。一週間前には、とうべつ学園にもお邪魔し今回は2回目のプレゼンだったため、前回よりもうまくできるかと思いきや…。終わった後に「どうだった?」と声をかけると、「グダグダだった…」との反省が。主にプレゼンを行った草原君も「こんなに失敗したって思ったことはない…」というほど落ち込んでいました。西当別中学校の生徒さんや先生方には申し訳ないですが、自分たちがよくないことを理解でき振り返りが出来ていた、という意味では学びがあったと感じています。
これでひとまず、今年度の実践活動は終了となります。ここからは振り返りと2月21日に行われる探求発表会の準備となります。街の皆様が街を教室にしてくださるおかげで、生徒が少しずつ変わってきたように思います。今後ともよろしくお願いいたします。
第10回ネバギバ!
11.29(金)16時よりヤギ小屋にて、第10回ネバギバ!が実施されました。この日はお忙しいところ、後藤町長も足を運んでくださり、生徒も初めて10名を超える参加となりました。最初に、1時間前に参加を決めたツリーハウスを作ろう!という企画のプレゼンが行われました。このチームは12名で、主に辻野建設さんの現場で活動をしていますリーダーである1A渡邉栞さんから、コンセプトと、今後廃材を活用したいということを共有しました。次に、以前一度参加した冬の青春(だれ一人取り残されないクリスマス、みんなにプレゼントが当たるようなクリスマスを!そしていつか冬の花火を上げる!)というテーマで取り組む、1A伊藤さん坂井さんからのプレゼンでした。プレゼン後、彼女たちは地域の方と情報交換をし、後日お電話をして早速活動の機会をいただくことができました。最後のチームはアウトドアチーム(8名全員が参加!)。「原始時代ってどうしていたんだ?」から、現在は冬を越すための防寒具を、当別町の亜麻から造ろうとしています。実際にどのくらいの量の亜麻が必要か、などのやり取りから、今後の活動のヒントが得られたようでした。また、質疑応答を予測し、下調べをしていた生徒もいて私も驚きました。
いつも生徒の学びを見守り、街を教室にしてくださる地域の皆様のおかげで、ネバギバ!は10回を迎えることができました。私もうまく生徒に対する伴走が出来ていませんが、今後も皆様に見守られながら、淡々と進めていこうと思います。次回は12月24日(火)同じくヤギ小屋で実施します。
当別まちづくり会社のビジネスコンテストに参加!
11月16日(土)にヤギ小屋にて実施された当別まちづくり会社主催のビジネスコンテストに1Aの長谷川さんが参加しました!彼女のビジネスプランは「高校の活動の中で売り上げた利益を次の学習への投資とする」という計画です。基本的には、売り上げの大部分は道に戻さなくてはいけないため、通常のビジネスモデルである「利益⇆投資」の循環が回せません。自分の友人たちと後輩たちに、いい学びのサイクルを残したい!ということで事業化を考えています。ネバギバ!にも声をかけたことがあるのですが、その時は「無理無理むり…」と首を激しく横に振っていた長谷川さんですが、数週間前には「先生、いつか、ネバギバ出る!」と宣言し、あれよあれよという間にネバギバよりも大きな舞台に旅立っていきました。当日は周囲の大人と比べて「全然だめだ…」と落ち込んでいた様子もありましたが、彼女自身、入学時からは考えられないくらい成長しました(そもそも、高校生一人で参加するのがすごい)。目を合わせて離すことが苦手で、自分に自信がなさそうにしていたのに、抜群の数学センスを見せ、いまでは苦手な友人にしっかりと点数を取らせるように教えることもできています(恥ずかしながら私は彼女が教えた生徒を、そこまで伸ばせる自信がありません)。探究活動も、休日の日にとうべつまで出向いて、たった一人でプレゼンを行いました。
みお、今はうまくいかなくても、これだけ変わった自分を信じてあげて。
信じる心が、魔法だよ。
今回はコーディネーターのお二人に見守られながらのプレゼンでした。皆様のお力で街を教室にしていただいています。ありがとうございます。
特別な配慮を必要とする生徒の出願について
令和7年度(2025年度)版『道立高等学校を受検する生徒・保護者の皆さんへ~特別な配慮を必要とする生徒の出願について~』リーフレットを掲載しました。こちらからご覧ください。
街を教室に!【ツリーハウスを作ろう】
1年生の探究チームに「ツリーハウスを創ろう」をテーマに活動しているグループがあります。生徒たちは、『多くの人は、子どもの頃、自分の秘密基地を創りたい、という夢があったと思います。当別の豊かな自然を広めると共に、人の思い出に残るようなツリーハウスが作りたいとおもっています。』というストーリーを自ら考え、「子どもの頃の夢」をコンセプトに活動しています。とはいえ、家ってどうやって作るんだ?お金はどのくらい必要で、土地は?設計は?など問題は山積みです。そこで、地域魅力化コーディネーターの谷川さんに、辻野建設さんを紹介して頂きました。代表取締役の辻野浩様は、快く受け入れてくださり、この日はモデルハウスの見学と小屋を建てるための基礎作りで深さ60cmの穴を掘るというミッションに挑戦しました。リーダーの1A渡辺栞さんを中心に、3交代制でローテを組み穴掘りをしたり、染織作家の小島柚穂さんに今後の展望などを説明していました。街を教室にしていただけるおかげで、体験から学ぶことができています。今後とも、よろしくお願いいたします。
令和6年度見学旅行4日目
見学旅行最終日!
本日は、大阪城と海遊館を巡りました。大阪の歴史やジンベイザメの迫力を感じてきました。無事、北海道に帰ってくることが出来ました!お疲れ様でした!
令和6年度見学旅行3日目
見学旅行3日目!
本日は大阪のユニバーサルスタジオジャパンで自主研修でした。10月31日のハロウィンの雰囲気とともに楽しむことが出来ました。たくさんお土産も買いました。明日は見学旅行最終日です!
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令和6年度見学旅行2日目
見学旅行二日目!
本日は、午前中に金閣寺と清水寺を巡り、午後からは京都自主研修でした。グループで文化遺産巡りや、体験活動、食べ歩きなどを楽しみました。お土産もたくさん買って、充実した一日でした。
令和6年度見学旅行1日目
見学旅行一日目 in 奈良 and 京都!
薬師寺での法話は、心に残ったのではないかと思います。和束では自分たちで打った茶そばを堪能しました。明日は京都自主研修です!
第9回ネバギバ!
10月28日(月)16時より、第9回ネバギバ!が当別町ヤギ小屋にて実施されました。今回のプレゼンターは、当別町の冬のお祭りである「あそ雪まつり」でランタンを打ち上げたいというプロジェクト灯別です。しかし、ネバギバ直前の15時頃、JRが1便を除いて運行停止というアクシデントが発生!チーム5人中4人は札幌からの通学生なので、帰宅させなければなりませんでした。残った一人は当別町在住の1A佐藤さん。彼女は、先週体調不良で欠席しており、プレゼンで紹介する実験には参加していませんでした。彼女に「プレゼン、どうする?」と聞いたところ、「せっかくここまでやって来たのでやります!」と答えてくれました。一人で、しかも自分が立ち会っていない実験についてのプレゼンを本番開始30分前から練習し始めます。
16時には予定通り、ネバギバスタート。ドキドキしながら見ていたのですが、驚きました。プレゼンは観客を見て堂々と自分なりの言葉で説明し、実験時の動画を流した時にも「ここで止めてください。」と言って解説を始めました。とてもその場にいなかったとは思えないプレゼンでした。質疑応答は厳しいかな…と思っていましたが、それも杞憂に終わりました。このプレゼンの成功は、彼女の力はもちろんですが、資料を作成し情報を共有していたメンバーの存在が大きいと感じました。
いつも見に来てくださる地域の皆様のおかげで、生徒の中からは「ネバギバ出したほうがいいって。後戻りできなくなるから…追い込んだ方がいいよ(笑)」という声も聞こえてくるようになりました。今後も街を教室として、生徒と学んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
令和6年度学校案内発行のお知らせ
令和6年度の学校案内が発行されました。こちらからご覧ください。
数学的帰納法のイメージ
数学の理論を捉えるためには、計算以上にイメージが重要です。
この謎の座席はまさに、数学的帰納法の理論そのものと言っても過言ではありません(この座席を見た先生方はみんな不思議そうにしていましたが…)。無意味に見える日本語と数式の羅列も、イメージというフィルタを通すことで「簡単じゃん!」と言えるまでに成長をしました。
令和7年度 本校への道外からの出願について
令和7年度の本校への道外からの出願について、「当別高校で学びたい方へ」ページに資料を掲載しました。
フィボナッチ数列を捕獲せよ!
3年生普通科選択の数学Bで、どうしてもやりたかったのがフィボナッチ数列(1,1,2,3,5,8…と前の2数を足していく数列)の一般項を捕まえることでした。前回の授業の最後に、ホワイトボードにその一言だけ残していくと、途中まで解答している生徒がいました。数学的にはここまでできればもうゴールしたようなものですが、如何せん、計算力が足りません。隣接3項間漸化式を解くための論理は完璧でも、いつも彼らの壁は「因数分解できない」「展開できない」「連立方程式解けない」といった基礎的なところ。もったいないなぁ、と感じます。次は文系生徒泣かせの確率漸化式に挑戦予定です。
第7回ネバギバ!
8月30日(金)16時よりヤギ小屋にて第7回ネバギバ!が実施されました。今回は1年生2名、3年生1名の参加でした。1年生は、外部のコンテストに出場し入賞を目指して活動している坂井さん、伊藤さんが“冬の青春”と題したプレゼンを行いました。昨年度、学校祭で打ち上げられていた花火が今年はなかったことから、何かがなくなってしまうがっかりを減らしたい!という思いで、①卒業する3年生に打ち上げ花火をプレゼントする②クリスマスにプレゼントをもらえない人を減らす という2つのアクションを考えているようです。面白いのは②で、これは単にプレゼントを配るのではなく、「今度はあなたがサンタになろうよ。このプレゼントはあなたが誰かに渡して、誰かのサンタになって」という企画を考えているようです。
もう1名は3回目の登場、3年家政科の加藤さんです。8月3日にふとみ祭り、4日に道の駅で販売を終えた彼女が、地域のみなさんにお礼と何を学んだかを語ってくれました。ご協力して下さった藤澤製菓さんからは「上手くいかなかったときに、「作り直したい」と言ったとき、あれが素晴らしかった」と仰ってくださいました。上手くいかないこともあったにもかかわらず、温かく見守ってくださり最後まで挑戦の機会を下さった藤澤製菓さんと地域の皆様のおかげで、街を教室にすることができました。次回は9月27日(金)16時からヤギ小屋で実施されます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
同窓会より寄贈品をいただきました
同窓会より、MacBook Airを寄贈していただきました。探究活動や行事においてコンテンツの作成を行うなど、様々な場面で活用していきます!
夏季休業期間における「学校閉庁日」の設定について
夏季休業期間中における「学校閉庁日」の設定についてお知らせいたします。
第71回当高祭
7月19、20日
第71回当高祭が無事に終了しました!生徒の頑張りはもちろん、PTAの出店やキッチンカーなど、多くの方々にもご協力いただきました。ありがとうございました!
令和6年度 中学生一日体験入学のお知らせ
1年生普通科 ここまでの探究発表会!
1年生普通科の生徒が、ここまでの総合的な探究の時間の学びを振り返る発表会を実施しました。スライドは出来ているのだろうか、と内心ハラハラしながら迎えましたが、素晴らしい発表会となりました!
生徒たちの発表を聞いていると、「振り返り」が大事であると認識してくれている生徒もちゃんといるのだなと驚きました。体験活動をしてはレポート提出(しかも400字以上書かないと提出できない)、翌週には体験の振り返り面談を行い、その後またレポートを提出…。それでも「振り返りできるいい場所」と発表してくれた生徒もいて、探究をこのようにデザインして良かったと思うことができました。今後も街を教室にした学びにご協力いただけますと幸いです。
す。
「夏休み農業体験実習」開催のお知らせ
漸化式を攻略中…!
3年生普通科選択の数学Bには、数学が得意かつ好きな生徒が集まったおかげで、大学入試問題にも挑戦できています。漸化式の特殊形に入ったところですが、滋賀大学と同志社大学の過去問を撃破!特に3A佐藤颯太君の記述は素晴らしい!ほかの生徒も若干のミスはあるものの、全員が過去問を解いていました。フィボナッチ数列の一般項を捕まえるまであと少しです。
鉄道好きな僕が当別町の廃線を使って地域と交流する企画を立ててみたvol.1
当別高校魅力化コーディネーターの谷川です。 みなさん、金沢地区の中小屋よりの場所に不思議な小屋があるのをご存知ですか? 札沼線の廃線になった線路の上に立っている小屋です。 小学生の頃から通学にJRを使っていたことがきっかけで、鉄道好きになった普通科の男子生徒が昨年からずっと列車に関することを課題設定し、自分が何かを企画出来ないかと考えていました。 5月の粘義場(ネバギバ)で、自分の思いを発表。 そこで、鉄道好きの大人や、廃線を所有している辻野建設の辻野社長との交流が生まれました。 辻野社長からお誘いを受け、実際に廃線とその上に建つ小屋を7/2に見学に行きました。 私が現場に到着したときには、辻野社長と男子生徒がにこやかに談笑。 そして、その様子を放送部の生徒たちが撮影していました。 コツコツと真面目に調べあげることが得意な彼ですが、調べるだけではなく自分の好きを地域の交流につなげたいという熱い思いがありそれを辻野社長とどう実現していくかと話し合っていたようです。 この廃線企画については、8/30の粘議場に再登場予定です!!
よねぐちさんにて、作品展示!
6月28日(金)、とうべつナイトパークの会場のよねぐちさんにて本校1年A組圷君が作成した作品を展示させていただきました。今年の干支に合わせ、龍がいいだろうと段ボールと色紙で作成を行ったそうです。誰から教わったわけでもなく、作り方を調べたわけでもなく、頭の中の設計図で作ったようです(スゴイ!)。社会福祉法人ゆうゆうさんのamaririsuにて作成したものを、湯川さん、石川さん、amaririsuの子どもたち、町づくり会社の寺西さん、同じクラスの河村君にご協力を頂き運搬しました。「街の人たちに喜んでもらえる作品を創り、展示したい」と創作意欲もさらに上がっている様子です。
アメリカの教育者、ウィリアム・ウォードは
平凡な教師は、言って聞かせる
良い教師は説明する
優秀な教師はやって見せる
しかし、
最高の教師は、生徒の心に火をつける
と述べています。圷君にとって、当別町やゆうゆうのスタッフの皆様、見て下さった街の方々は最高の教師だったのだな、と感じます。今後も街を教室にした学びにご協力いただけますと幸いです。
第6回ネバギバ!
第6回ネバギバ!が6月28日に実施されました。今回は昨年度まで本校のコーディネーターを務めて下さった松岡さんから街中に場所をお借りし、とうべつナイトパークの会場付近で実施させていただきました。今回は過去最大4名の発表が行われ、初めて1年生がプレゼンを行いました。1A坂本さんは、自宅で飼育しているアリについて(なんと海外種も飼育しています!)その魅力を紹介してくれました。どのようにすれば、高額な海外のアリを飼育できるだけの金額を集められるか、著名なアリ探求家にお会いできるかなどに関する助言を町の方々から頂きました。
2A内藤さんは幻想的なかまくらカフェの運営に関して協力を呼びかけ、ネバギバ!後に様々な方と情報交換をしていました。3E加藤さんは以前に発表した中華まん販売に関する中間報告と新たな課題について相談していました。加藤さんの中華まんは8月3日、4日に道の駅にて販売させていただけることが決定しています。3Dの榎本さん、田中さん、寺内君はα化米粉を使った研究と、道の駅の自販機で販売しているパウンドケーキについてPRをしました。こちらの商品も随時、更新されていくかと思いますのでお待ち下さい。
ネバギバ!企画者として驚いたのは、生徒たちにとっては最初の挑戦を乗り越えた後、それは繰り返せる成功体験に代わる、ということが本当に起こるということです。この3組は自分から「プレゼンしたいのですが」と申し出てきました。これも温かく見守ってくださる街の皆様の参加があってのことです。今後も街を教室に、新しい学びを推進していきますのでご協力お願いいたします。
ヤギと針尾、第1回目の撮影!
6.20(木)、当別高校の探究「ヤギと針尾」の記念すべき第1回目の撮影が行われました。この企画は、松岡さん所有のヤギ「むぎ」と「めい」を連れて当別町の除草をしつつ、街をPRするという企画です。今回は2年生のスタッフ6名と見学に来た1年生2名で当別神社の除草に行きました。出発して1分もしないうちに、2匹とも大量の糞をする「むぎ」と「めい」…。掃除をしている間にも、次々とする「むぎ」と「めい」…。あまりに進まないので、掃除係と除草係に分かれました。当別神社では、もしゃもしゃと草を食べる「むぎ」と「めい」…ほとんど引きずられる針尾君、三間君…。1時間ほどしてから、ヤギ小屋に帰還。ヤギを引いていた針尾君、三間君は「すごい力で疲れた…」と言ってはいましたが楽しそうでした。今後も街を教室に学ばせていただけると幸いです!
第6回ネバギバ!の会場変更について
6月28日(金)に生徒が設定した探究課題を、地域の方々と粘っこく議論する場、第6回粘議場(ネバギバ!)が実施されます。今回は当別町ナイトパークと日程が重複していることもあり、出張ネバギバ!としました。会場は松岡さんにお借りしたヤギ小屋です。いつもと時間を変更し、16時から17時までの開催となります。今の時代に求められている、机の上の学習だけでは身に付かない力をつけるためにも、街を教室に学びの機会を頂きたいと思っております。生徒の学びのために伴走して下さる方々のご来場をお待ちしております!
第5回ネバギバ!
5月31日(金)15時30分より、第5回ネバギバ!が本校校長室にて実施されました。最初のプレゼンは身だしなみルールメイキングチーム代表として3D児玉さんの発表で、3A小澤さん、2A内藤さんがチームとして応援に駆け付けました。現在の校則を見直すための根拠として、会場の方々に清潔感がある髪型について聞いたり、LGBTの観点から自分らしさと清潔感のバランスについて意見を述べていました。今後は、当別高校の在校生と卒業生、先生方などで対話をする場を設けたい!との話が出ていました。
次のプレゼンは、鉄道が好きだということをうまく探究テーマに昇華させた2A田口君の発表でした。廃駅を有効活用したいというテーマで、学園都市線の歴史、現在の廃駅の状況や、有効活用している例などを丁寧に調べ、廃駅をカフェにしてはどうか?というアイディアを提案しました。会場には同じように鉄道が好きだという方からの提案や、廃線を活用している方からイベントのお誘いなどを受けていました。ネバギバ!後も積極的に名刺交換に行き、満足げな笑顔を見せていました。
第6回ネバギバ!は6月28日(金)15時30分より本校で開催します。地域の皆様に育てて頂いた生徒とネバギバ!は、いよいよ会場も狭いなぁと感じるほど人が来てくださるようになりました。成長する生徒に負けぬよう、私たちも街を教室に学んでいきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします!
電話の練習…
ヤギハリチーム、電話の練習大苦戦…。
果たして無事に電話をかけることはできるのかっ!?
コーディネーターの寺西さんによる電話講座と台本作りに感謝です✨
(この翌日、寺西さん、谷川さんの見守りの元、無事に電話連絡完了しました!)
社会福祉法人ゆうゆうさん提供、体験学習!
5月17日(金)の5,6時間目に普通科1年生は社会福祉法人ゆうゆうさんにご協力を頂き、6グループに分かれ体験学習に行ってきました。普段なかなか関わることがない方々とかかわったり、森に入って見たり、大学にお邪魔してみたりとそれぞれの体験を行ってきたようです。提出されたレポートを読むと、とても楽しかった様子が伺えました!楽しかった、こんなことしたい!そんなコメントが溢れる一方で、自分の行動や思考に関する振り返りはちょっと少なめ…。
それをフォローアップするために、翌週の5月24日には、お互いの体験をグループで話し合いました。各グループには先生または地域のコーディネーターが1名入り「相手はどう思っていたと思う?」「それってどうして大事だと思う?」「その失敗のそもそもの原因は何だろう?」と対話を行いました。その後は再度、5月17日の体験を振り返りレポート作成!この時間はグループ対話とは異なり、自分と向き合うために一切私語を行わずもくもくと振り返りを行っていました。「自分の考えは、周りの人の考えの、1つでしかないとも思いました。」「今振り返ってみたら、大学探検を通してめっちゃ話をしてくれていて、将来について考えてほしいんだと思った」というコメントも見られ、意味のある振り返りになったかな、と思いました。一方で、2回目のレポートの意義を正しく伝えきれていなかったなど、授業をデザインする側として、もっと良くなる点も見つけることができました。生徒たちと一緒に、探究をできていければと思っています。