学校からのお知らせ

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半導体出前講座

12/17

 本校体育館にて、北海道庁主催半導体出前講座が開催されました。北海道大学大学院情報科学研究院から末岡和久教授をお招きし、最近の北海道にとってはホットな「半導体」の話題について、専門的な知見からもお話をいただきました。未来を作る高校生に何が出来るのか、考える機会にもなりましたね。

街を教室にさせていただいています。

 先週12月13日(金)に実施された1年生の総合的な探究の時間では、3グループが街を教室に学ばせていただきました。

ツリーハウスを作ろうグループは、11月からお世話になってきた辻野建設さんの現場にて、小屋を作ったり設計図を引いたり、土地問題を話し合ったりしていました。初めてお邪魔したときには更地だった場所に小屋が立ち、何もなかった設計図も少しずつ進むようになりました。

 自然体験チームは、ふれあい倉庫にて実施された教育旅行受け入れ推進セミナーに参加してきました。教育コンテンツの一つとしての林内散策や森林浴、自然観察などが生徒たちの企画と合致する部分があるのではということで考えを深めたようです。

 ランタンチームは、あそ雪まつり当日のボランティアを募集するために西当別中学校へ赴き、プレゼンを行いました。一週間前には、とうべつ学園にもお邪魔し今回は2回目のプレゼンだったため、前回よりもうまくできるかと思いきや…。終わった後に「どうだった?」と声をかけると、「グダグダだった…」との反省が。主にプレゼンを行った草原君も「こんなに失敗したって思ったことはない…」というほど落ち込んでいました。西当別中学校の生徒さんや先生方には申し訳ないですが、自分たちがよくないことを理解でき振り返りが出来ていた、という意味では学びがあったと感じています。

 これでひとまず、今年度の実践活動は終了となります。ここからは振り返りと2月21日に行われる探求発表会の準備となります。街の皆様が街を教室にしてくださるおかげで、生徒が少しずつ変わってきたように思います。今後ともよろしくお願いいたします。

第10回ネバギバ!

 11.29(金)16時よりヤギ小屋にて、第10回ネバギバ!が実施されました。この日はお忙しいところ、後藤町長も足を運んでくださり、生徒も初めて10名を超える参加となりました。最初に、1時間前に参加を決めたツリーハウスを作ろう!という企画のプレゼンが行われました。このチームは12名で、主に辻野建設さんの現場で活動をしていますリーダーである1A渡邉栞さんから、コンセプトと、今後廃材を活用したいということを共有しました。次に、以前一度参加した冬の青春(だれ一人取り残されないクリスマス、みんなにプレゼントが当たるようなクリスマスを!そしていつか冬の花火を上げる!)というテーマで取り組む、1A伊藤さん坂井さんからのプレゼンでした。プレゼン後、彼女たちは地域の方と情報交換をし、後日お電話をして早速活動の機会をいただくことができました。最後のチームはアウトドアチーム(8名全員が参加!)。「原始時代ってどうしていたんだ?」から、現在は冬を越すための防寒具を、当別町の亜麻から造ろうとしています。実際にどのくらいの量の亜麻が必要か、などのやり取りから、今後の活動のヒントが得られたようでした。また、質疑応答を予測し、下調べをしていた生徒もいて私も驚きました。

 いつも生徒の学びを見守り、街を教室にしてくださる地域の皆様のおかげで、ネバギバ!は10回を迎えることができました。私もうまく生徒に対する伴走が出来ていませんが、今後も皆様に見守られながら、淡々と進めていこうと思います。次回は12月24日(火)同じくヤギ小屋で実施します。

当別まちづくり会社のビジネスコンテストに参加!

 11月16日(土)にヤギ小屋にて実施された当別まちづくり会社主催のビジネスコンテストに1Aの長谷川さんが参加しました!彼女のビジネスプランは「高校の活動の中で売り上げた利益を次の学習への投資とする」という計画です。基本的には、売り上げの大部分は道に戻さなくてはいけないため、通常のビジネスモデルである「利益⇆投資」の循環が回せません。自分の友人たちと後輩たちに、いい学びのサイクルを残したい!ということで事業化を考えています。ネバギバ!にも声をかけたことがあるのですが、その時は「無理無理むり…」と首を激しく横に振っていた長谷川さんですが、数週間前には「先生、いつか、ネバギバ出る!」と宣言し、あれよあれよという間にネバギバよりも大きな舞台に旅立っていきました。当日は周囲の大人と比べて「全然だめだ…」と落ち込んでいた様子もありましたが、彼女自身、入学時からは考えられないくらい成長しました(そもそも、高校生一人で参加するのがすごい)。目を合わせて離すことが苦手で、自分に自信がなさそうにしていたのに、抜群の数学センスを見せ、いまでは苦手な友人にしっかりと点数を取らせるように教えることもできています(恥ずかしながら私は彼女が教えた生徒を、そこまで伸ばせる自信がありません)。探究活動も、休日の日にとうべつまで出向いて、たった一人でプレゼンを行いました。

 みお、今はうまくいかなくても、これだけ変わった自分を信じてあげて。

信じる心が、魔法だよ。

 

 今回はコーディネーターのお二人に見守られながらのプレゼンでした。皆様のお力で街を教室にしていただいています。ありがとうございます。

街を教室に!【ツリーハウスを作ろう】

 1年生の探究チームに「ツリーハウスを創ろう」をテーマに活動しているグループがあります。生徒たちは、『多くの人は、子どもの頃、自分の秘密基地を創りたい、という夢があったと思います。当別の豊かな自然を広めると共に、人の思い出に残るようなツリーハウスが作りたいとおもっています。』というストーリーを自ら考え、「子どもの頃の夢」をコンセプトに活動しています。とはいえ、家ってどうやって作るんだ?お金はどのくらい必要で、土地は?設計は?など問題は山積みです。そこで、地域魅力化コーディネーターの谷川さんに、辻野建設さんを紹介して頂きました。代表取締役の辻野浩様は、快く受け入れてくださり、この日はモデルハウスの見学と小屋を建てるための基礎作りで深さ60cmの穴を掘るというミッションに挑戦しました。リーダーの1A渡辺栞さんを中心に、3交代制でローテを組み穴掘りをしたり、染織作家の小島柚穂さんに今後の展望などを説明していました。街を教室にしていただけるおかげで、体験から学ぶことができています。今後とも、よろしくお願いいたします。

第9回ネバギバ!

 10月28日(月)16時より、第9回ネバギバ!が当別町ヤギ小屋にて実施されました。今回のプレゼンターは、当別町の冬のお祭りである「あそ雪まつり」でランタンを打ち上げたいというプロジェクト灯別です。しかし、ネバギバ直前の15時頃、JRが1便を除いて運行停止というアクシデントが発生!チーム5人中4人は札幌からの通学生なので、帰宅させなければなりませんでした。残った一人は当別町在住の1A佐藤さん。彼女は、先週体調不良で欠席しており、プレゼンで紹介する実験には参加していませんでした。彼女に「プレゼン、どうする?」と聞いたところ、「せっかくここまでやって来たのでやります!」と答えてくれました。一人で、しかも自分が立ち会っていない実験についてのプレゼンを本番開始30分前から練習し始めます。

 16時には予定通り、ネバギバスタート。ドキドキしながら見ていたのですが、驚きました。プレゼンは観客を見て堂々と自分なりの言葉で説明し、実験時の動画を流した時にも「ここで止めてください。」と言って解説を始めました。とてもその場にいなかったとは思えないプレゼンでした。質疑応答は厳しいかな…と思っていましたが、それも杞憂に終わりました。このプレゼンの成功は、彼女の力はもちろんですが、資料を作成し情報を共有していたメンバーの存在が大きいと感じました。

 いつも見に来てくださる地域の皆様のおかげで、生徒の中からは「ネバギバ出したほうがいいって。後戻りできなくなるから…追い込んだ方がいいよ(笑)」という声も聞こえてくるようになりました。今後も街を教室として、生徒と学んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

数学的帰納法のイメージ

 数学の理論を捉えるためには、計算以上にイメージが重要です。

この謎の座席はまさに、数学的帰納法の理論そのものと言っても過言ではありません(この座席を見た先生方はみんな不思議そうにしていましたが…)。無意味に見える日本語と数式の羅列も、イメージというフィルタを通すことで「簡単じゃん!」と言えるまでに成長をしました。

フィボナッチ数列を捕獲せよ!

 3年生普通科選択の数学Bで、どうしてもやりたかったのがフィボナッチ数列(1,1,2,3,5,8…と前の2数を足していく数列)の一般項を捕まえることでした。前回の授業の最後に、ホワイトボードにその一言だけ残していくと、途中まで解答している生徒がいました。数学的にはここまでできればもうゴールしたようなものですが、如何せん、計算力が足りません。隣接3項間漸化式を解くための論理は完璧でも、いつも彼らの壁は「因数分解できない」「展開できない」「連立方程式解けない」といった基礎的なところ。もったいないなぁ、と感じます。次は文系生徒泣かせの確率漸化式に挑戦予定です。

第7回ネバギバ!

8月30日(金)16時よりヤギ小屋にて第7回ネバギバ!が実施されました。今回は1年生2名、3年生1名の参加でした。1年生は、外部のコンテストに出場し入賞を目指して活動している坂井さん、伊藤さんが“冬の青春”と題したプレゼンを行いました。昨年度、学校祭で打ち上げられていた花火が今年はなかったことから、何かがなくなってしまうがっかりを減らしたい!という思いで、①卒業する3年生に打ち上げ花火をプレゼントする②クリスマスにプレゼントをもらえない人を減らす という2つのアクションを考えているようです。面白いのは②で、これは単にプレゼントを配るのではなく、「今度はあなたがサンタになろうよ。このプレゼントはあなたが誰かに渡して、誰かのサンタになって」という企画を考えているようです。

 もう1名は3回目の登場、3年家政科の加藤さんです。8月3日にふとみ祭り、4日に道の駅で販売を終えた彼女が、地域のみなさんにお礼と何を学んだかを語ってくれました。ご協力して下さった藤澤製菓さんからは「上手くいかなかったときに、「作り直したい」と言ったとき、あれが素晴らしかった」と仰ってくださいました。上手くいかないこともあったにもかかわらず、温かく見守ってくださり最後まで挑戦の機会を下さった藤澤製菓さんと地域の皆様のおかげで、街を教室にすることができました。次回は9月27日(金)16時からヤギ小屋で実施されます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

1年生普通科 ここまでの探究発表会!

1年生普通科の生徒が、ここまでの総合的な探究の時間の学びを振り返る発表会を実施しました。スライドは出来ているのだろうか、と内心ハラハラしながら迎えましたが、素晴らしい発表会となりました!

 生徒たちの発表を聞いていると、「振り返り」が大事であると認識してくれている生徒もちゃんといるのだなと驚きました。体験活動をしてはレポート提出(しかも400字以上書かないと提出できない)、翌週には体験の振り返り面談を行い、その後またレポートを提出…。それでも「振り返りできるいい場所」と発表してくれた生徒もいて、探究をこのようにデザインして良かったと思うことができました。今後も街を教室にした学びにご協力いただけますと幸いです。

す。

漸化式を攻略中…!

3年生普通科選択の数学Bには、数学が得意かつ好きな生徒が集まったおかげで、大学入試問題にも挑戦できています。漸化式の特殊形に入ったところですが、滋賀大学と同志社大学の過去問を撃破!特に3A佐藤颯太君の記述は素晴らしい!ほかの生徒も若干のミスはあるものの、全員が過去問を解いていました。フィボナッチ数列の一般項を捕まえるまであと少しです。

鉄道好きな僕が当別町の廃線を使って地域と交流する企画を立ててみたvol.1

 当別高校魅力化コーディネーターの谷川です。 みなさん、金沢地区の中小屋よりの場所に不思議な小屋があるのをご存知ですか? 札沼線の廃線になった線路の上に立っている小屋です。 小学生の頃から通学にJRを使っていたことがきっかけで、鉄道好きになった普通科の男子生徒が昨年からずっと列車に関することを課題設定し、自分が何かを企画出来ないかと考えていました。 5月の粘義場(ネバギバ)で、自分の思いを発表。 そこで、鉄道好きの大人や、廃線を所有している辻野建設の辻野社長との交流が生まれました。 辻野社長からお誘いを受け、実際に廃線とその上に建つ小屋を7/2に見学に行きました。 私が現場に到着したときには、辻野社長と男子生徒がにこやかに談笑。 そして、その様子を放送部の生徒たちが撮影していました。 コツコツと真面目に調べあげることが得意な彼ですが、調べるだけではなく自分の好きを地域の交流につなげたいという熱い思いがありそれを辻野社長とどう実現していくかと話し合っていたようです。 この廃線企画については、8/30の粘議場に再登場予定です!!

よねぐちさんにて、作品展示!

 6月28日(金)、とうべつナイトパークの会場のよねぐちさんにて本校1年A組圷君が作成した作品を展示させていただきました。今年の干支に合わせ、龍がいいだろうと段ボールと色紙で作成を行ったそうです。誰から教わったわけでもなく、作り方を調べたわけでもなく、頭の中の設計図で作ったようです(スゴイ!)。社会福祉法人ゆうゆうさんのamaririsuにて作成したものを、湯川さん、石川さん、amaririsuの子どもたち、町づくり会社の寺西さん、同じクラスの河村君にご協力を頂き運搬しました。「街の人たちに喜んでもらえる作品を創り、展示したい」と創作意欲もさらに上がっている様子です。

アメリカの教育者、ウィリアム・ウォードは

  平凡な教師は、言って聞かせる

  良い教師は説明する

  優秀な教師はやって見せる

  しかし、

  最高の教師は、生徒の心に火をつける

 と述べています。圷君にとって、当別町やゆうゆうのスタッフの皆様、見て下さった街の方々は最高の教師だったのだな、と感じます。今後も街を教室にした学びにご協力いただけますと幸いです。

第6回ネバギバ!

第6回ネバギバ!が6月28日に実施されました。今回は昨年度まで本校のコーディネーターを務めて下さった松岡さんから街中に場所をお借りし、とうべつナイトパークの会場付近で実施させていただきました。今回は過去最大4名の発表が行われ、初めて1年生がプレゼンを行いました。1A坂本さんは、自宅で飼育しているアリについて(なんと海外種も飼育しています!)その魅力を紹介してくれました。どのようにすれば、高額な海外のアリを飼育できるだけの金額を集められるか、著名なアリ探求家にお会いできるかなどに関する助言を町の方々から頂きました。

2A内藤さんは幻想的なかまくらカフェの運営に関して協力を呼びかけ、ネバギバ!後に様々な方と情報交換をしていました。3E加藤さんは以前に発表した中華まん販売に関する中間報告と新たな課題について相談していました。加藤さんの中華まんは8月3日、4日に道の駅にて販売させていただけることが決定しています。3Dの榎本さん、田中さん、寺内君はα化米粉を使った研究と、道の駅の自販機で販売しているパウンドケーキについてPRをしました。こちらの商品も随時、更新されていくかと思いますのでお待ち下さい。

 ネバギバ!企画者として驚いたのは、生徒たちにとっては最初の挑戦を乗り越えた後、それは繰り返せる成功体験に代わる、ということが本当に起こるということです。この3組は自分から「プレゼンしたいのですが」と申し出てきました。これも温かく見守ってくださる街の皆様の参加があってのことです。今後も街を教室に、新しい学びを推進していきますのでご協力お願いいたします。

ヤギと針尾、第1回目の撮影!

 6.20(木)、当別高校の探究「ヤギと針尾」の記念すべき第1回目の撮影が行われました。この企画は、松岡さん所有のヤギ「むぎ」と「めい」を連れて当別町の除草をしつつ、街をPRするという企画です。今回は2年生のスタッフ6名と見学に来た1年生2名で当別神社の除草に行きました。出発して1分もしないうちに、2匹とも大量の糞をする「むぎ」と「めい」…。掃除をしている間にも、次々とする「むぎ」と「めい」…。あまりに進まないので、掃除係と除草係に分かれました。当別神社では、もしゃもしゃと草を食べる「むぎ」と「めい」…ほとんど引きずられる針尾君、三間君…。1時間ほどしてから、ヤギ小屋に帰還。ヤギを引いていた針尾君、三間君は「すごい力で疲れた…」と言ってはいましたが楽しそうでした。今後も街を教室に学ばせていただけると幸いです!

第6回ネバギバ!の会場変更について

 6月28日(金)に生徒が設定した探究課題を、地域の方々と粘っこく議論する場、第6回粘議場(ネバギバ!)が実施されます。今回は当別町ナイトパークと日程が重複していることもあり、出張ネバギバ!としました。会場は松岡さんにお借りしたヤギ小屋です。いつもと時間を変更し、16時から17時までの開催となります。今の時代に求められている、机の上の学習だけでは身に付かない力をつけるためにも、街を教室に学びの機会を頂きたいと思っております。生徒の学びのために伴走して下さる方々のご来場をお待ちしております!

電話の練習…

ヤギハリチーム、電話の練習大苦戦…。

果たして無事に電話をかけることはできるのかっ!?

コーディネーターの寺西さんによる電話講座と台本作りに感謝です✨

(この翌日、寺西さん、谷川さんの見守りの元、無事に電話連絡完了しました!)

社会福祉法人ゆうゆうさん提供、体験学習!

5月17日(金)の5,6時間目に普通科1年生は社会福祉法人ゆうゆうさんにご協力を頂き、6グループに分かれ体験学習に行ってきました。普段なかなか関わることがない方々とかかわったり、森に入って見たり、大学にお邪魔してみたりとそれぞれの体験を行ってきたようです。提出されたレポートを読むと、とても楽しかった様子が伺えました!楽しかった、こんなことしたい!そんなコメントが溢れる一方で、自分の行動や思考に関する振り返りはちょっと少なめ…。

それをフォローアップするために、翌週の5月24日には、お互いの体験をグループで話し合いました。各グループには先生または地域のコーディネーターが1名入り「相手はどう思っていたと思う?」「それってどうして大事だと思う?」「その失敗のそもそもの原因は何だろう?」と対話を行いました。その後は再度、5月17日の体験を振り返りレポート作成!この時間はグループ対話とは異なり、自分と向き合うために一切私語を行わずもくもくと振り返りを行っていました。「自分の考えは、周りの人の考えの、1つでしかないとも思いました。」「今振り返ってみたら、大学探検を通してめっちゃ話をしてくれていて、将来について考えてほしいんだと思った」というコメントも見られ、意味のある振り返りになったかな、と思いました。一方で、2回目のレポートの意義を正しく伝えきれていなかったなど、授業をデザインする側として、もっと良くなる点も見つけることができました。生徒たちと一緒に、探究をできていければと思っています。

 

ヤギハリ

こんにちは。 当別高校魅力化コーディネーターの谷川です。 当別高校で行われている総合探求の授業で、面白い企画が進行中です!! その名も『ヤギとハリオ(通称:ヤギハリ)』 取り組んでいるのは、普通科2年A組男子生徒6名 テレビ番組、“ヤギと大悟”の影響を受けて、街中にいるヤギを散歩したい!!と動き始めました。 皆さん、当別町商店街に“めい”と“むぎ”という2匹のヤギがいるのをご存知ですか? 2020年から商店街で、老若男女問わず住民を癒してくれています。 ヤギハリでは、その2匹のヤギをお借りして、散歩しながら当別町内の方々にインタビューをしたり、 町内の雑草をヤギたち食べてもらうことを企画しています。 5/23 ヤギのパパである松岡商事の会長に手ほどき頂きながら、ヤギたちと対面を果たしました。 以下は、生徒の1名にヤギについて学んできた事と気づきを教えてもらった内容になります。

・引っ張る力が強いので、負けないでリードをずっと握っておく

・1匹だけど、ヤギのお家から離れてくれないので、2匹一緒に散歩させる

・意外とかわいかった

・たくさん草を食べる

・もしかしたらヤギは走るのが速いかもしれない

・変なところに行ったら、強く引っ張ると行かなくなる

・いざとなったら、食べ物でつる

・いろんなものを食べる

・食べている時にヤギ同士で喧嘩みたいなのがあったから、ちょっと危険かもしれない

地域を賑わせてくれそうな企画、今後が楽しみです。  

中身を見てよ!中華まん!試食その2

こんにちは。 当別高校魅力化コーディネーターの谷川です。 5/23 夕方、当別高校家政科調理コース3年生による中華まん試作2回目。 今回も、美味しくいただきました。 この夏の販売は“しょっぱい系”と“あまい系”の2種類を予定していて この日の試食は、あまい系中華まんでした。 生地には米粉を使用し、サツマイモが練りこまれています。 通常発酵と低温発酵、それぞれ薄力粉×米粉と強力粉×米粉の組み合わせ。 計4種類の生地を食べ比べ。 この2回の試食会で方向性が決まったようで、メインで関わっている生徒の一人は「もっと何回も試食会をしなくてはいけないかと思っていた。はやく決まってよかった」と安堵していました。 さてさて、今後の課題ですが…… 実は、販売予定日が夏休み中のこともあり、事前調理の日・販売日2日間 合計3日間の交通費問題が出てきました。 交通費が一番高い生徒で片道950円かかるとのこと。 戦力になり、やる気もある生徒が、交通費問題で当日は来れないかもしれない…家庭から出すにしても、ちょっと大きい出費ですよね。 今後、地域で力になれることがあるか。 札幌通う生徒が多い当別高校の課題の1つです。

中身を見てよ!中華まん!試食

 初めまして。 この春から当別高校魅力化コーディネーターに就任しました谷川です。 これから、時々、当別高校の活動の様子をコーディネーターからも発信させていただきます。 この夏、当別高校家政科調理コース3年生による中華まんの販売が行われる予定です。 「当別高校のイメージアップと、当別町の地域活性化に!!」と高い志をもっての取り組み。 地域の協力を得るために、粘義場(ネバギバ=町民と生徒が企画について議論する場)で発表。 販売の場は太美地区でのお祭りと、道の駅(1日限定販売)に決まりました。 食品の製造販売で課題となる、調理場についても藤澤製菓様が厨房を貸して下さることになり 順調なスタートを切りました。 そして、ついに本日5/17 試作品試食会。 ひき肉を使ったピリ辛の餡が美味!! また、米粉を使った生地については、米粉×強力粉・米粉×薄力粉、さらにそれらが通常発酵と低温発酵で用意されていて、普段食べる専門の私としては、ただ、ただ感動。 完成品が楽しみです。 彼女たちは、この後は試作を重ね、8月初旬に2種類の中華まんを数量限定販売することになっていますので、これからも応援よろしくお願い致します。

当別町内事業者様と、生徒たちとの出会い

 今日は地域の事業者の方々にお越しいただき、総合的な探究の時間を通じてともに取り組む課題についてご提案いただきました。ご協力いただいたのは、社会福祉法人ゆうゆう様、

ふくろうの森様、街づくり会社様、つじの蔵様、らくら様、彩活フェア運営様にお越しいただき、ブースを設け生徒たちに個別に説明して頂きました。この後生徒たちと面談をし、自分たちで課題を深めていくか、来ていただいた事業者様とともに活動をするか決定していくところです。当別町の皆様が街を教室としてくださるおかげで、本校の生徒たちはこれからの社会に必要な実践力を身に付けることができています!

project灯別、新篠津村役場取材に行く!

空にランタンを打ち上げたい!というテーマで総探の活動をしている2年生の3名が、実際に打ち上げている新篠津村役場の田口様、林様を訪問し実施のための助言を頂いてきました。生徒たちは少しモジモジしながらも、自分たちの疑問点、問題点に関する質問をし、ヒントを得ていたようです。情報だけでも貴重なところ、実際に打ち上げに使ったランタンまでいただき、生徒は次の活動に向けて自信とモチベーションを得たようです。今後も、街を教室に学んでいけるように様々な方にご協力いただけますと幸いです。

「ほっかいどうこどもライン相談」のご案内

北海道教育委員会では、公立 高校等の生徒を対象に、スマートフォン等で 気軽に相談できる「LINE」を活用した 相談窓口「ほっかいどうこどもライン相談」を開設します 。

詳しくはこちら

ほっかいどうこどもライン相談.pdf

 

生徒の探究課題と地域をつなげる議論の場 ネバギバ!第4回

4月19日(金)15:30より、本校校長室で生徒が探究課題をプレゼンし、地域の方々と粘っこい議論をする場、ネバギバ!(第4回)が実施されました。今回のトップバッターは、家政科3年生の加藤さんの中華まんを販売したい、という企画でした。とても緊張した様子でしたが、地域の方々の温かい助言から多くの可能性が広がりました。2つめには昨年度から取り組んでいるランタン打ち上げたい、という企画を2年生の吉田さん、真島さん、佐々木さんが行いました。「何のためにランタンを上げるのか?どんなストーリーがあるのか?」といった根本的なことが重要だと改めて学ぶ機会となりました。次回は5/31(金)15:30より実施いたします。生徒の学びのため、今後もご協力を頂けますと幸いです。

春日町町営団地で本校生が除雪ボランティア活動

2月22日、「除雪ボランティア活動 in 当別町 2024」が行われました。これは本校と当別町社会福祉協議会の共催で、近隣の除雪活動をとおしてボランティア意識を培い、地域住民と交流することを目的に実施されたものです。

当日は、本校1,2年の生徒40名がスコップ等の除雪道具をもって本校近くの町営団地に向かい、町内会の役員や社会福祉協議会の方々の指導で住宅の軒下や玄関周りの除雪を行いました。

生徒たちは、場所によっては2メートルほどまで積みあがった雪に悪戦苦闘しながらもおよそ1時間にわたって除雪に懸命にとりくんでいました。

団地内に住む方からは「この時期は雪のために家の中が暗くなるので、除雪をしてもらってありがたい」とのお言葉をかけていただきました。

この活動に参加した2年生の児玉さんは「少しでも学校の近くに住む地域の皆さんのお役に立つことができてうれしいと思います」と、感想を述べています。